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model cars 2004年9月号 Vol.100 |
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![]() ![]() IDEAL/SCARE CYCLES ■アイデアル"スケアー・サイクルズ"シリーズ■1978(U.S.A.) BONESHAKER●ボーンシェイカー |
トライクを日本語に訳すとズバリ3輪車。殆どの子供たちにとって初めて自分で運転するであろう乗り物だ。車輪の"Cycle"に"3(3輪を表す)"のトライを掛け合わせてトライシクル→トライク(バイシクル→バイクも同じ)というわけで3輪なら何でもトライクといっても良さそうなものだが、一般的にトライクというとあくまでもエンジンが付いた乗り物を指す。バイクを原型としていながらバイクではないという良くも悪くも中途半端な立ち位置で、メーカーが生産した量産車で近いものは'30年代に作られたデリバリー用ハーレー、それ以外では日本で全盛を誇ったオート3輪の初期のモデルやピザ屋でお馴染みの原付くらいしかない。 日本では最近車検制度が改正され、ビックバイクベースのカスタムトライクが普通免許で乗れるようになった。そのため街でもチラホラ目にするようになったが、クールなチョッパー・スタイルともなるとあまりにもアウトローな乗り物であり、流石に見かける機会は多くはない。確かにアメリカにおいてさえ多数派ではないが、当然トライクにはトライクだけの魅力がある。そこで今回は、そんな超隙間なジャンルのトライクのトイを、細かい理屈は抜きにしてクールと感じ取れるマイナー好みの皆様の為に紹介しよう! トライクのトイはチョッパーがムーブメントとなった'60年代後半から'70年代初頭にリリースされた物が殆どで、日本ではタイムリーに輸入されていたレベルのキットによってトライクの存在を知った向きが多かったようだ。トライクを全面にフィーチャーしたトイといってまず思い浮かぶのは、コアなホットウィール・ファンならお馴染みのチョップサイクルズ('71年リリースの充電式電動トライクだけのシリーズ)。更にCOXのガスパワード・モデルも当時日本に正規輸入されたが、どちらもマニアックな存在で現在ではレアなアイテムだ! その他にも幾つかの製品が存在したが、ミニカー等の走らせて遊ぶトイか組み立てる過程を楽しむキットかに大きく別れる。ダイキャスト・ミニカーの代表格はやはりマテルの"ランブラーズ"で、他にはどちらもイギリス製のマッチボックス、ブリテンズ等から幾つか発売された程度。近年リリースされた物は多くないが、最も身近な玩具である食玩としてキンダーサプライズ(ドイツ専用)があった! ヨーロッパの子供向けと思われるシリーズだけに全くもって意外だったが、雰囲気も悪くない。更にドイツの小スケール・ミニカーブランドであるシクからも発売されている。トライクはドイツの少年に刺さるアイテムなのか? また、キットでは前述のレベルのほか、mpcから1/25、1/12のキットも発売。他にパイロからも幾つかのキットが発売されている。いずれにせよ決して主流にはなりえないアイテムだが、脇役ならではの面白みも色々あるから、手にとってみては如何? |
mpc/Cycle Series ■mpc"サイクル・シリーズ"■1/25■1973(U.S.A.) Wedge Chopper●ウェッジ・チョッパー |
Mattel Chopcycles |
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![]() トライクを題材にしたトイの中で最も知られているのがマテルのチョップサイクルズだろう。充電式モーターで走る"シズラー"のトライク版として誕生したのがチョップサイクルズで、日本名はシズラーバイク。1972〜73年の2年間しか販売されなかったが、特にホットウィール史の過渡期とされる'73年はBob Lovejoyによる強烈なデザインが施されたモデルが多かった。特に写真のゴーストライダーはセンス、希少性共に最高! マテルからは他にも電動ツールを使って組み立てる玩具"SPINWELDER"シリーズ(1975)でもトライクがラインナップされているが、こちらは完成すると全長19インチにも及ぶ大型モデルだった。 |