皆さんもご存知と思うが、最近のアメリカのダイキャスト・ミニカーには、ディフォルメされたカートゥーン的なルックスのモデルが増えている。ただ、これらは子供をターゲットに設定されている事が多く、大人のマニアから見ると賛否が別れるのも事実。カートゥーン的なモデルは個人的には大好きなのだが、勿論ディフォルメされていれば何でも良いと言う訳ではない! 一口にディフォルメ・モデルといっても、例えばチョロQの様に特定のフォーマットで車全体のシルエットに手を加えたものと、故エド・ロスのイラストの様に車そのものはさほどイジられてないが、エンジンやタイヤ等を極端に大きくする事でイメージを変えたものとがある。特に後者のスタイルは、ベース車のキャラクターを如何に上手く活かすかが勝負だ! そのお手本といえるのが、MPCが1972年にリリースしたプラモデル・シリーズ、"ジンガー(zingers)"。いたってシンプルなキット構成ながら、まずベース車のチョイスが実にクール! ルックスもエンジンとタイヤの大きさが実に男らしく、その組合せ方もオリジナリティが高い。このジンガーは現在でも人気が高く、最近ジョニーライトニング(JL)からはトリビュート・モデルとして同名シリーズのダイキャスト・ミニカーが登場。元々ストックでリリースされていたモデルを利用し、専用のファットラバーとエンジンを組み合わせる方法がとられているため、雰囲気は元祖ジンガーに比べるとやや大人しめだ。現状では人気のマッスルカーのみがラインナップされているが、膨大な車種の金型を持つJLだけに多彩なシリーズ展開の可能性も期待できそう。また、JLからのリリースが待てないという方はメーカーと同じ手法でカスタムしてみるのはどうだろうか!? 要するにストックのボディを利用してタイヤとエンジンを大きなものに交換するのである。その場合、ベース・モデルにはマッスルマシーンの"CARtoons"シリーズが最適! ページ右下の黄色いダッジA100ピックはMPC1/25"リトル・レッド・ワゴン"のキットに1/10のエンジンを載せて"ディールスホイール"のタイヤを組み込んだ即席ジンガーだが、こんな感じで細かい所は無視して作っちゃうのも楽しいでしょ? |